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- 高橋光臣(たかはし・みつおみ)
1982年生まれ、大阪府出身。主な出演作に、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」、「DCU」、大河ドラマ「光る君へ」など。
著書『俺とスイーツ ~家族のためのお菓子作り~』
(KADOKAWA)が発売中。
「作ること」がきっかけでスイーツの虜に

昨年にはスイーツレシピ本も出版されるなど、日頃からお菓子づくりを楽しまれている高橋さんですが、まずはお菓子づくりを始めたきっかけから教えてください。
高橋:コロナ禍のころ、子どもたちと過ごす時間が長くなったときに、自宅で一緒に楽しめることはないかなと思ってクッキーを焼いたことが始まりです。
でも、最初は大失敗で(笑)。カチカチのクッキーができあがってしまったんです。それでも子どもたちが「これ、おいしいよ」と食べてくれて。そのときに、自分が作ったものを誰かに食べてもらうって、こんなにうれしいことなんだと感じました。
そこから、お菓子づくりにのめり込んでいったんですね。
高橋:はい。作っては食べてを繰り返しているうちに、「自分でもこんなにおいしく作れるんだ」と、どんどん夢中になっていきました。
実は、子どものころからスイーツが大好きだったというわけではないんです。お菓子づくりを始めたことがきっかけで、スイーツのおいしさを知りました。
若いころはスポーツばかりやっていたので、どちらかというと甘いものとは距離があり、がっつりした肉やジャンクフードのほうが好きでしたね(笑)。ここ数年で、甘いもののおいしさに目覚めたという感覚です。

スイーツにハマっていく中で、バターバトラーとの出会いもあったそうですね。
高橋:はい。初めて食べたときに、バターの芳醇な香りが印象的で。コーヒーとの相性もすごくいいなと思ったのを覚えています。
実は、妻が大好きなんです。東京から妻の実家に帰省するときは、いつも買って帰るくらいで。わが家ではすっかり手みやげの定番になっています。
バターバトラーの食べ比べで感じるバターの奥深さ

今回、普段は一部の店舗でしか販売していない限定商品もご用意しました。実際にお召し上がりいただき、率直な感想をお聞かせください。
高橋:まず、同じブランドのお菓子でも、商品によって香りや食感、味わいがここまで違うんだということに驚きました。
「バターフィナンシェ」は、僕が作りたい“理想の焼き菓子”に近いなと感じます。僕も焼き菓子をよく作りますが、口に入れた瞬間に広がるバターのあのじゅわっと感は、なかなか再現できないですね。
焼き菓子はバターの量や素材の配合で味わいが大きく変わるのですが、アーモンドプードルや小麦粉、バターのバランスが絶妙で、それぞれの素材の良さが引き出されていると感じます。

バターフィナンシェに次ぐ人気を誇る、定番の「バターガレット」はいかがでしょう?
高橋:フィナンシェとはまた違う魅力がありますね。サクッとした食感で、バターの味わいが濃厚。使っている素材が近くても、配合や焼き方によってまったく違うお菓子になるところがお菓子づくりの面白いところです。
お隣の「プレミアムバターガレット」は催事限定商品です。定番のガレットと比べて、違いは感じられますか。
高橋:これは、中に何か入っていますね。層になっていることで、食感が変わるのがいい。
アールグレイの茶葉とキャラメルを合わせたフィリングが入っています。
高橋:バターとアールグレイの香りの相性が抜群です。バターガレットはコーヒーに、こちらは紅茶に合わせて楽しみたいかな。

「バターピスタチオケーキ」はエキュート大宮店限定です。
高橋:ピスタチオの香りがありながら、バターの存在感もしっかりある。これはバターの香りがちょっと違うように感じます。
まさにそのとおりです。フィナンシェやガレットはヨーロッパ製発酵バターでしたが、こちらはニュージーランドでつくられたグラスフェッドバターを使用しています。
高橋:実は以前、理想のマドレーヌを作りたくて、何種類ものバターを試したことがあるんです。同じレシピでも、バターによって焼き上がりの香りや口当たりがまったく違ってくる。そのくらい、お菓子づくりにおいてバターは重要な素材だと思っています。
福岡国際空港店限定の「バタークグロフ(あまおう)」もグラスフェッドバターを使って、しっとりと焼き上げています。
高橋:いちごの香りとバターが調和していて、お互いの良さを引き立て合っている。素材が変わることで、バターの表情も変わるのが面白いですね。

EXPASA海老名(下り)店限定の「バターカステラ」はいかがでしたか。
高橋:口に入れた瞬間、「おいしい!」って声が出ました。一般的なカステラとは一味違って、ふわっとした食感の中に、バターのじゅわっとした旨みがあって。「このじゅわっとした食感を絶対に味わってほしい」という作り手の執念さえ感じます(笑)。

渋谷・新宿エリア店舗限定の「バターパイダマンド」は、見た目の印象からは意外性があるかもしれません。
高橋:これは、予想を裏切られました。最初は見た目からクッキーのような味を想像していたのですが、食べてみると、パイ生地の軽やかな食感とクリームの組み合わせが絶妙で、想像以上のおいしさですね。並んででも買いに行きたいくらい(笑)。

そしてこちらは、2019年の商品を復刻した「バターアマンディーヌ」です。
高橋:復刻商品が食べられるのはうれしいですね。バターの芳醇な香りを感じながらも柑橘の風味が爽やかで、最後まで重たくならず、ぺろっと食べられました。
実は今回お召し上がりいただいた商品は、9月15日(火)からニュウマン新宿で開催予定の「バターバトラー10周年特別催事」で楽しめるんです。
※バターガレット、バターパイダマンドを除く
高橋:本来ならその土地へ行かないと買えないものばかりということなので、一度に食べ比べられるのは貴重な機会ですね。スイーツ好きの僕から見ても、とても魅力的なイベントです。
僕は、おいしいものを見つけると「誰かに教えたい」「一緒に食べたい」と思うタイプなので、まだバターバトラーを知らない人をぜひ連れていきたいなと思います。
スイーツが生む、人とのつながり

先ほど、「おいしいものは誰かと一緒に楽しみたい」とおっしゃっていましたが、普段から撮影現場へ手作りのお菓子を差し入れされることも多いそうですね。
高橋:そうですね。現場にはよくマドレーヌを作って持っていきます。
マドレーヌには、“人とのご縁やつながりを大切にする”という意味があると聞いたことがあって。これから一緒に作品を作っていく現場の皆さんとのご縁を大切にしたいという気持ちも込めて、差し入れにはマドレーヌを選ぶことが多いです。
焼き菓子って持ち運びやすいし、個包装であれば、忙しいスタッフさんでも手に取りやすいですよね。そのとき食べられなくても、ポケットに入れておけば、それぞれのタイミングで楽しんでいただけますし。
「どうしたら皆さんが喜んでくれるかな」と考えながら、お菓子を作る時間も好きなんです。
高橋さんにとって、スイーツは人とのつながりを生む存在でもあるんですね。
高橋:甘いものって、そこにあるだけで少し幸せな空間になると思うんです。撮影現場でも、スイーツがあると自然と会話が生まれたり、場が和らいだりすることがあります。差し入れをきっかけにコミュニケーションが広がることも多いですね。
最近では、地方へ行ったときに、その土地のパティスリーを調べて巡ることも楽しみのひとつになっています。ショーケースの前で、皆さんが目を輝かせながら「どれにしよう」と選んでいる姿を見るのも好きで。甘いものには、人を笑顔にする力があると感じています。

最後に、ブランド誕生10周年を迎えたバターバトラーへ、メッセージをお願いします。
高橋:10周年おめでとうございます。今日たくさんの商品をいただいて、バターを主役にしながらも、素材との組み合わせや香り、食感に至るまで、一つひとつ丁寧に考えられたお菓子であることが改めて伝わってきました。
10年間、多くの方に愛され続けてきたのも、常においしさを追求し続けてきたからこそ。これからも、そのこだわりを大切にしながら、バターバトラーならではのおいしさで、多くの方に幸せな時間を届けていってほしいです。
僕自身も、お菓子づくりを通して誰かに喜んでもらえる喜びを大切にしながら、ますます腕を磨いていきたいと思います。
■バターバトラー10周年特別催事
会期:2026年9月15日(火)~2026年10月1日(木)
場所:ニュウマン新宿 エキナカ 2F イベントスペース
【取り扱い商品】
・バターフィナンシェ8個入
・バトラーセレクション16個入 10周年記念パッケージ
・催事限定:プレミアムバターガレット
・福岡国際空港店限定:バタークグロフ(あまおう)
・エキュート大宮店限定:バターピスタチオケーキ
・EXPASA海老名(下り)店限定:バターカステラ
・先行販売:バターアマンディーヌ【復刻商品】
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vol.1 | 2026.07.17
バターバトラーは実在した!?初代店長が語る、ブランド誕生秘話と10年の歩み
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