九十九島せんぺいの歴史
戦後間もない昭和23年、長崎佐世保市で生まれた小さなお菓子屋さん。
原料が少なく、甘いものの少ない時代に、配給されていた粗糖をお客様がお持ちになり、飴玉やせんべいなどのお菓子に加工してお渡ししていたのが始まりでした。
世の中にない、新しい郷土の名物をつくりたいと試行錯誤の末に「九十九島せんぺい」が誕生し、多くの方々に喜ばれ、親しまれたおかげで「九十九島せんぺい本舗」が誕生しました。
せんぺいの由来
九十九島せんぺいが誕生した時代、北部九州では「煎餅」のことを「せんぺい」と発音する習慣があったそうです。
「九十九島せんぺい」は、あえて方言である「せんぺい」を使ってひらがなで称し、佐世保の名物として全国へ広めたいという先代の強い想いが込められています。
パッケージ
パッケージには1980年に中島潔先生に「洋傘をさす少女」の絵を書いて頂いて以来40年以上に渡り親しまれています。
長崎の異国情緒あふれた風景をイメージして、日本的ではない女性をモチーフに描れました。